催眠術心理療法の手段

まず来院して頂き、今の状況をうかがいます。

それから心や身体に現れているいろいろな症状や今まで生活してきた状態を聞き、生活の中でトラウマとなっている事柄がないか聞き取りながらかカウンセリングを行い、どうして催眠術で心や身体を元の健康な心身にすることができるか、催眠状態とはどのような状態かを説明します。

そして、催眠術をかけ、催眠状態（トランス）に導き、トラウマを右脳（潜在意識）から消し去り、右脳に暗示を与えて心と身体を癒していく療法です。

家庭にいながら催眠療法を受けられます。

電話で催眠療法を受けていくものですが、誘導の声が聞こえている限り効果は全く変りません。

むしろ、家庭の方がリラックスして受けられるため効果的でしょう。

私どもが行なっている「電話催眠療法」とは、家庭電話や携帯電話を使った催眠療法のことで、電話を使うことにより日本全国ましてや外国からでも電話さえあれば催眠療法を行うことができます。

心の乱れがあらわれている人で、自宅から出たり、人に会ったり、乗り物に乗ったりすることが苦痛で苦痛で仕方がない方や全くそれらの行為ができない方がよくいらっしゃいます。

そういう方はこの電話催眠療法は最適で、それらの行為をまったくすることなく自分が一番リラックスした、くつろげる状態で催眠療法を受けることができます。

こちらの声さえ聞こえれば催眠術にかけられますので来院していただくのと、なんら変わりはありません。

内容は、電話により今の状況や心身に現れているいろいろな症状、今までの生活状態をおうかがいし、生活の中でトラウマ(ショック、悩み、苦しみ)になっている事柄がないか聞き取りながらカウンセリングを行います。

それから、なぜ催眠術で心と身体を癒し元の健康な心身にすることができるか、催眠状態とはどのような状態かを説明致します。

一通り説明いたしましたら、次にセッションを行います。

そして催眠状態に導きトラウマを右脳から消し去ります。

そして右脳にプラス思考の暗示を与え、心と身体を癒し元の健康な心身を取り戻していきます。

自分の幼い頃や前世まで催眠誘導で戻し、心の乱れの原因を明らかにして癒していくものです。心の乱れの原因が見つからない場合に取り入れることがあり、非常に有効な療法です。

但し、催眠状態における催眠の深度が、ある程度深いことが条件です。

前世療法とは催眠状態中に意識を前世もしくは過去生に戻しトラウマとなっている事柄を知ることやそれを見て感じたことにより、今のあなたの心や身体に表れている状態を再確認させることによって取り去ってしまう療法です。

これを読んでいる人の中には「前世なんて信じない」とか「前世療法はうそっぽい」とか思う人がいると思います。もし私があなたを見て「あなたの前世は○○だ」といえばそれはかなりうさんくさいし信用もしてもらえません。

そもそも私に人の前世を見ることが出来る能力はありませんが。

しかし、退行催眠は催眠をかけられている本人の意識が前世に戻り、それを見ることが出来るのです。逆に言えば私がそれを確かめられませんので、前世が見えている人の言うことを信じるしかないのです。見え方はさまざまで頭の中にイメージするように見える人、閉じた瞼が映画のスクリーンのようになり前世の自分を客観的に見ている人、自分が今そこで存在しているかのようにいろいろなことを感じたりするような主観的に見える人などがいます。

そして、その見ていることを話してもらいます。

よく前世に戻すことによって今表れている心の乱れが劇的に改善する人がいますが、それは前世に戻した時に、「前世の人生はどうだったか？なにをしたかったか？後悔していることはあるか？今度生まれ変わったらどういう風にいきたいか？」などいろいろな質問に答えることにより今この世に生まれてきた意味やトラウマを知り改善していくのです。

退行催眠には一つだけ条件があり催眠深度が深くなければできず、すべての人々が意識を前世に戻せるとは限りません。

一度催眠をかけ催眠深度を見てみないと何ともいえないのです。